2025年 09月 01日
「外来のための技工」から「生活を支える技工」へ

年に一度、北海道歯科技術専門学校の研究科の授業があります。
歯科技工士さんが作るものは”外来に通院できる患者さんの模型”だけじゃなく
訪問診療の現場では”患者さんの生活を支える義歯”そのものです。
訪問診療で伺う患者さんの状態を知ると、自分の技工物が人の暮らしにどれだけ直結しているのか実感できますよね。
こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士・工藤です
歯科技工士専門学校で「外来のための技工」から「生活を支える技工」というテーマでお話させてもらっています
1、「制約の中でどう活かすか」
外来と違い、耳が遠かったり、認知機能が低下していたり「思い通りの印象が採れない」場合もあり
「噛んでくださーい」の指示が入りづいこともあるからこそ、歯科技工士さんのアドバイスが力になります
2、「修理・調整のスピード感」
入れ歯が割れた、壊れた、紛失したは訪問診療ではあるあるです
歯科技工士さんが迅速に関わる仕組みの有無で患者さんの生活が変わります
3、「生活に直結する技工物」
ただ噛める入れ歯じゃなく、「誤嚥を防ぐ」「会話を取り戻す」などの生活の質を支える道具(装具)としての入れ歯
4、「未来の役割」
デジタル技工やCAD/CAMを組み合わせた在宅医療がすすむでしょう
デジタルデータを応用した食支援チームの一員としての歯科技工士像
学生さんたちの真剣なまなざしに、未来の可能性を感じました。
これからの歯科業界にとって、彼らは未来の宝です
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北32条 歯科クリニック
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札幌市北区北32条西3丁目3-12
南麻生ビル2階
電話(011)756-0995
FAX(011)788-9675
メール kita32shika@gmail.com
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by kita-32
| 2025-09-01 12:05
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