【小児歯科】歯医者さんトレーニング

札幌市北区の歯医者さん「北３２条歯科クリニック」のブログにご訪問頂き有難うございます。当院の小児歯科は、子どもの年齢・成長・発育に関する知識はもとよりお父さんやお母さん、保護者への歯科保健指導をおこなっております。コミュニケーションを取りながら、保護者の価値観、習慣や日常の生活に重きを置き予防を提案しています。北３２条歯科クリニックは”治療をしない小児歯科”を目指し、予防で子どもの口腔の健康を守りますっ

こんにちは。北３２条歯科クリニックの保育士＆歯科衛生士の工藤です。
私が”保育士”資格を持っている理由について
歯科衛生士として１０年くらい働き、仕事をしながら通信講座で”保育士”を取得しました。私の前の職場は「障がい者診療」の歯科医院でした。一般の歯科医院では治療が難しい障がい者への歯科治療をおこなう医療センターに勤務していました。
ほとんどが小児の患者さんでした。
肢体不自由、脳性麻痺などの身体に障害のある患者さん発達期に生じた、知的能力に障害のある患者さん進行性の難病を抱えた患者さん

小児の成長発育段階、心とからだの発達の目安や日常のお世話の知識を学びたくて保育士の勉強をするのが手っ取り早いと思っていました。
が・・

これが、ちっとも”手っ取り早く”はなく働きながらの通信講座だったので、挫折しないように自分との戦いでしたｗ
資格試験も１年目は不合格、２年目にやっと合格しました💦
さらに、保育系大学・専門学校を卒業したわけではないので学科試験の後は実技試験もあり「絵」「読み聞かせ」「ピアノ」の試験もありました。
通信講座で孤独な勉強だったのもあり、正直歯科衛生士の資格取得より大変でした笑ちなみに、ユー〇ャンで勉強しました。ははは
ーーーーーーーーー【レディネス】　※教育や学習につかわれる用語子どもの心身が発達し学習する際の基礎条件となる一定の知識・経験・身体などができあがっている状態。
この”レディネス”　学習の前提条件ですが歯科医院においては、歯科治療を受け入れるための一定の発達と経験のことをいいます。

残念ながら、むし歯ができてしまった時・・
「歯医者さんは、初めて」とか
「フッ素はしたことあるけど、治療はまだです」などの時
治療がいくら少ない回数で終わるとはいえ、子どもにとってはストレスも大きく
大泣きしたり、騒いだりしてしまうのは当然です。
北３２条歯科クリニックではできるだけストレスを少なく、治療へ移行するためのトレーニングをおこなっております。
それぞれのお子さんのレディネスを見極めてスムーズに受け入れてもらえるようにトレーニング通院もおこなっております。※むし歯の進行度合いや症状によって緊急処置が必要な場合もあります


歯医者さんに対するトラウマをつくって失望させないよう保護者の協力のもと、トレーニング時間をいただいております。
※まだトレーニングを獲得できないごく低年齢のお子さんには短時間でなるべく最小限のストレスで治療をするよう努める場合もあります。
歯みがき・・OKうがい練習・・OK一人で治療台・・OKライト（電気をつける）・・OKミラー（小さい鏡）・・OKエアー（風）・・ややOKバキューム（お口の掃除機）・・NG💦綿・・OK
などなど歯医者さんの治療で使用する小器具や音、雰囲気治療のためのイメージトレーニングもおこないながら注意深く受け入れの判断をしています。


数の概念はあるかな？声の強弱や抑揚の配慮視覚支援やモデルさんをみてもらう方法など子どもの反応をみながらレディネスを見極めトレーニングをしています。
「子どもの頃から歯医者さんが大嫌い！」この先ずーっと引きずりますよねｗ
子どもも安心保護者も安心少しでも歯医者さんに慣れてもらうためのトレーニングです。
帰りは先生やスタッフにも「ばいばーい」です♥
フッ素塗布や定期健診の際も毎回”どこまでできるかな？”の視点で健診しています＾＾
さあ、歯医者さんデビューに戸惑っているチビッ子たち北３２条歯科クリニックに行ってみよう！！


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