単独での通院が困難な患者さんのご自宅に伺っておこなう、訪問歯科診療をしております。
むし歯や歯周病などの歯科治療はもちろん
入れ歯の不具合(痛い、外れる、合わないなど)の修理・調整
新しく入れ歯を作りたい
お口の機能の廃用を防ぎ、食べられるお口をつくる口腔ケアなど
患者さんやご家族のご希望・状態に合わせて対応しております。
地域医療の貢献と発展のために本日も「いってきまーす」
こんにちは。
北32条歯科クリニックの訪問歯科衛生士工藤です。
写真は、患者さんのご自宅で開催されたサービス担当者会議です。
※【サービス担当者会議】とはケアマネージャーが中心となって
患者さん、ご家族、患者さんが利用するサービス関係者(訪問看護・訪問リハ・ホームヘルプサービス・デイサービスやショートステイの担当者・訪問医師・訪問歯科医など)を一同に集め、現状と今後の課題を話し合う場です。
通常は患者さんの自宅で開催されます。
患者さん本人・介護するご家族・ケアマネージャーさん・ショートステイサービスを利用しているので各施設の担当職員さん
そして、歯科衛生士の私。
利用するサービスが多くなればなるほど
全員参加はとても困難です。
スケジュール調整してくださったケアマネさん、ありがとうございました。
今回は、利用者さん(患者さん)の口腔ケアの手順や方法の共有です。
誰が行なっても「安全に・簡単に・手早く」できる口腔ケアをご紹介させていただきました。
こちらの患者さん、家族の介護の負担を軽減させるために
ショートステイサービス(短期入所)を受けています。
過去に誤嚥性肺炎の既往もあったことから
ご家族は口腔ケアにとても熱心でした。
患者さん本人もとても協力的です。
ご自宅での口腔ケアは、ご家族の協力のもと清掃状態を維持しているのですが
ショートステイ先でも
口腔内の清掃状態を維持出来て、お口の中の細菌数を減らし
歯や歯ぐきの炎症の進行を予防できるサポートをしてもらいたい
・・・とのご家族の思いから実現させていただきました。
今回のサービス担当者会議のご参加いただいたそれぞれの担当職員さんで
本人とご家族が「いま、何を望んでいるか」をきちんと理解共有できて
具体的な問題解決は?と専門職が集まってそれぞれ知恵を出し合う
これが、多職種連携の本質とも思いました。
患者さんがうけているサービスの担当者と繋がりを持って、同じ方向を目指し
お互いの連絡方法がわかるように名刺交換で、いつでも必要な時に連絡が取れるようになり
それが、患者さんが安心して在宅介護をしていただくことにつながると思いました。
参加者同士で挨拶と名刺交換している姿をご家族はニコニコ微笑ましく見ていたのが印象的です(笑)
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☆★ 北32条歯科クリニック ★☆
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by kita-32
| 2016-04-05 21:38
| 歯科訪問診療(往診)
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