札幌北区の歯科医院【北32条歯科クリニック】のブログ 

カテゴリ:歯科訪問診療(往診)( 39 )

訪問歯科気軽に利用を

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札幌市北区で毎日訪問診療♬「北32条歯科クリニック」のブログにご訪問頂き有難うございます。
介護と同じく医療の分野でも、国は「施設から在宅へ」という方向ですすめています。
在宅医療とは、自宅に医師(歯科医師)がやってきて要介護者などを診察すること。
在宅医療の普及で定期的な診察によって状態が悪化する前に気付き、適切な処置ができることが大きなメリットと言われております。


こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士工藤です。

写真は、昨日(3/14)の北海道新聞の記事
治療に通えぬ高齢者ら支援〈訪問歯科気軽に利用を〉

札幌歯科医師会は、寝たきりやご病気で歯の治療に通えなくなった高齢者らの自宅を
歯科医師が訪れる「訪問歯科」の情報提供に力を入れている。とありました。

専用ウェブサイト、専用ダイヤルがあり、近隣の歯科医院を検索できるシステムのようです。

ちなみに・・
北32条歯科クリニックは検索にヒットしませんでしたw

理由は院長が札幌歯科医師会の会員ではないからです。
留萌歯科医師会の会員です。※札幌で開業する前は羽幌町で開業していた経緯から


新聞の記事によると札幌歯科医師会会員1131件の歯科医院を対象に調査したところ
訪問診療を行なっている歯科医院は3割の354件


国は在宅医療を推進していますが
いまだに3割と普及していないのも現状のようです。
(これは、歯科だけではなく医科も)

困ったときだけ臨時で医師・歯科医師に来てもらう《往診》
定期的な診察で計画的に病状と向き合う《訪問診療》

どちらも、先生に病状を診てもらうってことは同じですが
”かかりつけ医”としての対応や連携を取り情報交換しながら医療を提供するという点では違うサービスと言えます。


新聞の記事掲載によって
『訪問歯科』を知ってもらい
気兼ねなく相談できる地域の歯科医院が増えていくことは
在宅で介護のサポートを必要とされる患者さんやご家族にとってはうれしいですね。


当院は歯科の訪問診療をしていますが
同じ歯科衛生士仲間や後輩からも
「ウチの歯科医院は今は訪問診療していないけれど、将来的には患者さんのために訪問で対応してみたい」

「介護口腔ケアを教えてほしい」

と、相談されることがあります。
今まで外来でメンテナンスをしていた患者さんの高齢化に伴い
症状、予後を追いかけて診ていきたい!と思うのは当然ですよね・・。

今は(訪問を)やっていないけれど、将来を考えて訪問診療を学んでおきたい
年齢や経験に合った働き方を模索している歯科衛生士さんはたくさんいます!!


今は全体の3割ですが
患者さん(利用者さん)の知識の普及や、啓蒙活動によって
認知され、広まりって誰でも簡単に利用できるシステムができると安心しますね。
また、訪問診療は”大変” ”しんどい” ”負担”と思う医院さんもあるかもしれません。
引き受ける医院側への制度の充実や診療報酬の対策がこれからも変わっていくのかなーと感じた記事でした。



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☆★ 北32条歯科クリニック ★☆

診療科目:歯科 小児歯科 訪問診療
住所:札幌市北区北32条西3丁目3-12
電話:011-756-0995
URL  
http://clinic.sapporocity.info/










by kita-32 | 2017-03-15 12:28 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

笑顔届けるヘルパーさん♥

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札幌市北区の「北32条歯科クリニック」のブログにご訪問頂き有難うございます。
当院では、毎日訪問診療をしています。
診療室を中心に半径16㌔圏内の「在宅」「施設」「病院」など伺うことが出来ます。
まずは、お電話でお気軽にお問合せ下さい。
☎011-756-0995



こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士工藤です。

先日、訪問診療先(在宅)でお会いしたホームヘルパーさんです

患者さんもとっても大好きなヘルパーさんで、
毎回笑顔でテキパキ家事をこなす頼もしさと、家の中がパーっと明るくなるお人柄。


訪問介護の専門職、ホームヘルパーさん
お宅を訪れて、約90分(この日は)の間に
お掃除、お洗濯、お買い物、2日分程度の複数種類のお料理を作り
利用者さんの身支度を整えたり。

お仕事の最中も、利用者さんとおしゃべりしたり、健康状態や生活状況を聞き取り
記録簿に記入して・・・。

めまぐるしい時間制限の中、笑顔であっという間に済ませて
「じゃ、また来ますねー」と去っていく。

スーパーマンですっ✨

限られた時間の中で、時間配分を考えながら
その日の冷蔵庫の食材を見て献立を考えるって言っていました。

利用者さんの好み、食べられる食形態、味付けに配慮したメニュー♥


私、できなーーーーーいっww💦

(つか、ウチにも来てほしい・・)


「今日は何作ったんですか?」

とか

「ご自宅でもそんなに手際良く、家事こなすんですか?」←まさかーwと笑ってました

とか

「今日はこの後、何軒伺うんですか?」 ←この後5軒伺うとのこと!!スゴイ!!

とか私たちからの質問攻めで、たぶん仕事の邪魔だと思われています(笑)
でも本当にテキパキこなす姿はカッコイイ


ヘルパーさんのサービス完了の報告書の中に
利用者さん(患者さん)が抱えている問題、ニーズが盛り込まれています。
「事件は現場で起きています!」

これがケアプランの作成や、多職種連携の役に立っています。

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先日(3/4)、北海道ホームヘルプサービス協議会様からのご依頼で

ホームへルパーの資質向上研修を目的とした
『ヘルパーのための口腔ケア、口腔アセスメント』の講義のご依頼がありました。

事業所でも人手不足だったり、シフトの合間をぬって参加して下さったり
道内あちこちから約100名のヘルパーさんのご参加いただきました。
有難うございます。
m(__)m

講義後も、たくさんのご質問を頂戴しました。
 ・入れ歯のこと
 ・誤嚥のこと
 ・食形態のこと
 ・高齢者のむし歯のこと
 ・歯ブラシのこと
 ・認知症の状態にある拒否のある利用者さんのこと

 
利用者さんの身近な存在【ホームヘルパー】として
これほどに”口腔ケア”や”予防”に関心を持って下さる意識の高さ、
やっぱりスーパーマンです!

個別介護の専門職の皆さんです、利用者さんそれぞれの食べる機能やお口の悩みに向き合い
心を寄せているプロフェッショナルならではのご質問ばかりでした。


これからも
多職種連携で、地域で支える歯科の専門職として
皆さんのご意見、ご質問から学び
顔の見える連携を取り
一人の利用者さんを支える一人として
共に手をつなぎ、地域に貢献できるようがんばりまーす





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☆★ 北32条歯科クリニック ★☆

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by kita-32 | 2017-03-11 09:29 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

高齢者の水分補給の大切さ

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札幌市北区の歯科医院「北32条歯科クリニック」のブログにご訪問頂き有難うございます。

こんにちは
北32条歯科クリニックの予防大好き歯科衛生士工藤です♥


先日、訪問診療で伺った脳幹出血後遺症の患者さん
何よりも”食べること”が楽しみで、ずっと口から食べたいとの願いから
3ヵ月ごとの定期的なメンテナンスをご希望されています。


3ヵ月前に伺った状態より、明らかに前歯にむし歯のような、歯が溶け出した状態になっていました。


ご家族に何か、生活習慣(特に飲み物・食べ物)に変化はありませんでしたか?と確認しましたが
何も変わっていないと思うとのこと・・・

では、普段の食生活の内容を確認してみたところ

水分補給に某スポーツドリンクにトロミ剤を入れて飲んでいるとのこと。

私「えーーっ、毎日ですか?」

家族「でも、前からですよ」

家族「あ、そーいえば前まではストローで飲んでいたけど、ここ最近から吸い込む力が低下していて
自分でスプーンですくって、ちょこちょこ飲んでいます」

私「あーそれだ。」

自食(自分で食べたり、飲んだりできること)で、一日中スプーンで飲んでいるとのこと
orz💦

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私たちも乾いたカラダを潤すために、水分補給は生きていくために必須です。

熱が出た時や
真夏の暑い日の熱中症予防に
「飲む点滴」のように、汗で水分が失われている状態を早く回復してくれる目的があります。

スポーツの後の疲労回復にも効果がありますよねー。


水を飲むより、吸収されやすいし
高カロリーなので、食欲がないときもスムーズにカロリー摂取できるスグレものです。

私も飲みます!!
飲みたいとき、カラダが欲しているときがあります。

でも、デメリットもあります。
それは、高カロリーで糖分が多いという事。

多くの清涼飲料水(ジュース)と同じようにお砂糖がたっぷり入っています。

ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラル
塩分の味を調えるため、おいしくするため、カロリー摂取のためけっこうな量の糖分が入っています。


暑い時に冷えたスポーツドリンクはめっちゃおいしいですよね♪

でも、脱水症状もなく
汗で水分が失われていないのであれば、がぶ飲みは危険ですっ⚠⚠

歯の表面のエナメル質が、溶け出し→むし歯になってしまうこともあります。

過剰に飲んでも「健康」になるわけではありませーん。
残念賞。。。


むし歯にならないためには
ダラダラ飲まない、飲む頻度を少なくする、単純な水分補給であればお水やお茶でOK


高齢になると、腎機能の低下や筋肉の量が減ることで
若い人に比べ水分の量が少なくなっている傾向があります。

トイレに行く回数を気にして水分を控える人もいますが

喉が渇いたと感じるその前に
季節を問わず、こまめに水分補給を習慣にしてほしいですねー

スポーツドリンクとは上手に付き合いましょう♪


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by kita-32 | 2017-02-27 16:17 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

しゃべる機能は食べる機能♬


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すこやか倶楽部をご存じですか?
市内各地区にある「介護予防センター」で
外出の機会の少ない高齢者の方に、同じ地域にお住まいの方々と一緒に楽しいひとときを過ごし
閉じこもりや要介護状態になることを予防する”すこやか倶楽部”を実施しています♪

★対象者:65歳以上の外出する機会の少ない方や、健康面での不安のある方
★内容:軽い体操、交流会、転倒予防教室、お口の健康教室、認知症予防教室、創作活動や趣味の活動など
★実施場所:地区会館や集会所など、歩いて参加できる身近な場所

皆様のお住まいの地区でも開催されていますよ
ぜひ、回覧板などでチェックしてみるといいですね

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士工藤です。
本日も当院のブログにご訪問頂き有難うございます。

当院の活動の一つに「地域の介護予防活動へ積極的に関わる」というのがあります。

本日は、北区新琴似地区の住民主体の地域サークルからのご依頼で
お口の機能向上・維持を目的に口腔ケア指導や、高齢に伴うお口の機能の変化についてお話しさせて頂きました。


歯科からの介護予防として
・食べる&飲み込む機能についてのお話し
・入れ歯の役割や仕組み
・誤嚥性肺炎予防のための口腔ケア
・簡単に自分でできる健口体操
などなど、楽しくお話しさせて頂く機会があるのですが

このように地域での介護予防事業に参加して下さる方は女性が多く
男性の参加者は非常に少ない状態です。


男性(特にご高齢の)は、シャイな方が多く
寡黙で、あまりしゃべらない人が多いと思いませんか?

実は、しゃべる機能は、食べる機能とほぼ同じ筋肉や呼吸のコントロールが必要です。

なので・・
しゃべらない=食べる機能が低下しやすい(廃用しやすい)と言われています。

高齢になればなるほど
おしゃべりになって頂けるといいのですが
普段から、無口で話さない寡黙な人は、なかなか会話そのものも難しいです。

トゥーシャイシャイボーイ♬です。←古っ


そんな寡黙な男性に朗報

北32条歯科クリニックの訪問診療は
治療や口腔ケアだけじゃない「おしゃべりサービス」がもれなく付いてきます(笑)

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しゃべる機能は食べる機能!
日頃、口数が少ない、他の利用者さんとの会話があまり見られない
独居(お一人暮らし)の患者さんにはもれなく!
サービス希望の有無や同意に関係なく、私たちのおせっかいサービスw
「おしゃべりサービス」¥0です。

おしゃべりサービスは、外来でも頼まれていなくても毎日絶賛実施中(笑)

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by kita-32 | 2017-02-15 09:01 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

臨機応変に対応して、常に一定水準のパフォーマンス

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札幌市北区で歯科の訪問診療(往診)をしている「北32条歯科クリニック」のブログにご訪問頂きありがとうございます。
当院では、毎日エブリデイ訪問診療をしています🚙
外来診療部、訪問診療部ともどもよろしくお願い致しますm(__)mぺこり。
写真は、歯の型を取る時に使う道具一式ですが・・・
ボウル(ラバーボウル)を忘れてきてしまい、患者さんの家にある小さいプラスチックのボウルを借りたところです。過去にもお茶碗など借りた経験アリw
たとえ忘れ物をしてきても、それを怒ったり、呆れたりする先生やスタッフはいませーん(笑)
代用できるものは(患者さんに)借りればいい!あるもので工夫して治療の水準を下げないのがプロですっ!
~開き直って忘れ物した時の言い訳です。~


こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士工藤です。

雪まつりがはじまっていますね~
この時期から太陽の日差しが温かく、雪を解かしアスファルトの路面が見えてくるのが
うれしくウキウキしてきますね。
もうすぐ、春です!

さて、臨機応変【りんきおうへん】
ご存じ、その場その場の情勢や状況の変化に応じて、適切な手段をとること。です。


訪問診療の患者さんは、介護のサポートが必要な高齢者や、認知症の状態にある方
日常の生活に支援が必要なお身体に障害がある方がほとんどです。

当院で歯科の治療で訪問診療に伺う際
同行する人数(スタッフ数)は、歯科医師(ドクター)1名に対して歯科衛生士が2名で
チームになっております。


もちろんスタッフは経験豊富で臨機応変に対応できるスキルを持っています。

1人は、診療の補助をしながら
お口の中にたまった水分などの吸引から目を離さず
常に、患者さんの呼吸・緊張・予想外の動きに対応するために、患者さんのそばから離れない。

もう1人は、
治療がスムーズに進むように、器具や材料の準備、受け渡し
横で見ているご家族への治療内容の説明や、日常生活での自立や食事、介護サービスなどの状況を聞き取る。
健康保険証や介護保険証の確認などの事務的な対応などもします。

そして、先生(歯科医師歯)。


常に、複数の目でみること・複数の耳で聞くこと。
想定内のことも、想定外のことも、尋常じゃないことにも対応できるように。


スタッフが複数いるにもかかわらず、
治療に必要な道具を忘れて出発してしまうこともあります(笑)てへぺろ。


忘れたら、取りに戻ればいい。
あるもので対応できて、それが患者さんのためになっていればそれでいい。
過程ではなく、ゴールにたどり着ければそれでいい。
患者さんやご家族が、代わりにコレ使って下さいと差し出してくれる代用品の数々。
信頼とコミュニケーションの証だと、毎回開き直っています(笑)

”こだわらない”という柔軟性・・。←ポジティブw

それが、臨機応変力であり、知恵を出し、対策を生む。

私たち、対策の講じようがなく、お手上げで諦めるまでに試行錯誤を繰り返し追求し
臨機応変に磨きがかかっていますよー。

臨機応変のベテランですっ。

当院には臨床実習に来ている学生さんもいます
学生さんの目には、よく忘れ物をする学習能力の足りないセンパイと映っているかもしれませんが
どんな状況にも臨機応変に対応できる、広い視野と柔軟性を持ってほしいと思います。
※説得力ないw

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by kita-32 | 2017-02-11 12:47 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

なぜ?という視点が大事。

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毎日訪問診療🚙!
札幌市北区にある歯科医院「北32条歯科クリニック」のブログにご訪問頂き有難うございます。
訪問診療で伺った患者さんに作っていただいた、かわいい折り紙で作った”シャツ型つまようじ入れ”です
お部屋の中を飾る、色とりどりの折り紙作品。
大きな作品から、超小さい作品まで👀!!
簡単なレクレーションで作成したレベルではありませんっ。クオリティの高さにビックリ
初診ではじめてお会いした患者さんでしたが、折り紙で結ぶ心と心♥
知らない歯医者を迎え入れる不安の中、これからはじまる信頼関係に灯りがともります。
有難う。



こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士工藤です。

毎日訪問診療で外に出る機会があるせいか
空の高さ、風の匂い、雨の温かさ、日の長さに季節の変わり目を感じます。
間違いなく春が近づいているなーなんて思ったら
もう1月も終わりです(笑)

訪問診療の良さ、楽しさ、やりがいについて。

患者さんやご家族は毎日の暮らしに悪戦苦闘しています。

今まで、”普通”にできたいたことが
ご病気や、後遺症などで元の身体や元の生活に戻れない・・・と
無念そうに話すご家族やご本人と向き合ってきました。

どんな状態であっても、私たち訪問診療スタッフができるのは
話を聞き、心を寄せること。

病気のこと、身体のこと、歯のこと、入れ歯のこと、食べるということ、
栄養摂取のこと、医学的な知識や課題を検討する力

生活を支える介護サービスの種類など介護予防の知識は当然必要です。
情報交換も必要です。

そのおかげで
『生活を支える専門職』ケアマネージャーさんや、介護福祉士さんなどと交流ができたり
歯科の外来だけでの仕事だったら、知らなかった多職種との連携。

それぞれが、それぞれの仕事があるんだけど
介護×医療×福祉×療養など手をつないでこそ
それぞれの役割を果たすことができ
多くの人のよろこびになること。それが私たちのやりがいです。

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生活の中に入り込み、暮らしに密着した訪問診療は、
気付きの連続です。


本日、訪問したヤエ子さん(仮名)
サービス付き高齢者住宅に入居しています。
最近、体重が減ってきていることを気にしています。


毎回、お部屋のテレビで韓国ドラマを見ていることが多いのですが、
「韓流がお好きなんですか?」って聞いたら

耳が遠くて、テレビの音も聞こえなくなってきた。

自分の部屋で補聴器をつけるのも煩わしい

韓国ドラマは、字幕が出ているから
話がわかる。だから見ている。とのこと・・・。

なるほど。

これじゃ、入居さんどうしのコミュニケーションも困難で
疎外感を感じてしまうかもしれませんね。

高齢者の中には、耳が遠くなっている患者さんも多くいらっしゃいます。
治療の説明や、歯ブラシなどの清掃指導の際
話が通じないこともあります。

聞きなれない歯医者の治療の言葉なんて
なおさら聞き取りづらいですよね~

高齢者の聴力低下は、高い音から聞き取りにくくなるそうです。

耳元で大きな声で(低めでゆっくり)話す、
簡単な言葉で話す
ジェスチャー付きで、
さらに文字で伝えることも大事ですね。


患者さん(利用者さん)の生活や行動を分解してみると
何ができて、何ができないのかがわかってくる。

できないことの見極めや、検討する”気付き”
良い手助け(介護)や、治療につながると思います。


「なぜ?」という視点が大事です。
一番困っているのは患者さん本人です。
原因疾患、病態で、生活への障害が何なのかを見逃してはいけないですねー。



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住所:札幌市北区北32条西3丁目3-12
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by kita-32 | 2017-01-31 22:23 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

"しょうがない"にマヒしないようにしよう。

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札幌市北区「北32条歯科クリニック」のブログにご訪問頂きありがとうございます。
1月4日(水)今日から仕事はじめです。
改めて、今年もよろしくお願いいたします。楽しい一年になりますように✨
今朝の北海道新聞の記事、ご覧になりましたか?


こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士工藤です。

だらだらお正月を過ごし、
「好きなだけ寝る!」と、どうでもいい宣言をし、
今朝の仕事はじめから、まったく起きられる気がしなかった工藤です。



さて、話は戻って新聞です。
「これ見ましたか」、そう言って見せてくれた今朝の新聞1面。

障がい者虐待の実態の記事。。。

道内施設で58件。
うち
「身体的虐待」36件
「心理的虐待」16件
「経済的虐待」8件
「性的虐待」5件

複数の虐待が絡むケースもあったとか・・。
ご家族のお気持ちを考えると、読むのもツラくなる記事。



私がどうこう言える立場ではないことは重々承知しておりますが

”認知症や障がいに関する認識の低さ”
”人材不足”
”人権意識の低さ”

を指摘するだけの問題ではないように思う。

研修や教育・指導で改善できる問題ではないように思う。


昨年の話ですが、訪問診療の患者さんの一人に
虐待の疑いのあるケースがあった。

度が過ぎると捉えるか

冗談や戯れの延長と捉えるか

当事者ではないので、その時の気持ちや状況はわからないけど
客観的に高齢者の虐待か?と口腔内の傷や歯の状態から診断に関わったことがありました。


私なんて、訪問診療で介護の現場に関わるいち歯科衛生士ですが

忙しさや、施設(在宅)での密室の中で
介護者も追い込まれた状態にある中で『虐待かも』という感覚がマヒしている人もいるかもしれない。


歯科を担当する私たちだって
歯科の治療や口腔ケア

患者さん本人が希望され、自ら口を開けて治療に協力できるのが”普通”であるのならば

手や足が出てきて、協力や指示がまったく入らない患者さんの
お身体や手を抑制し、唇や粘膜をケガさせてはいけないと嫌がる患者さんの口の中に無理やり開口器を入れ、複数のスタッフでライトを照らしたり、口の中に手や器具を入れたり・・感覚がマヒすることもある。


「自分でできないんだから仕方ない」そりゃその通りだけど

「何でもあり」ではいけない。


「ごめんなさいねー」「そーだねーイヤだよねー」なんて声に出しながら治療しているけど

何もかも”しょうがない”で済ませてはいけないと常に判断できるプロの一人でありたいと思った記事でした。


普通なのか、普通じゃないけどしょうがないなのか
感覚を見失わないようにしなきゃ

せめてお互い、感覚のズレや違和感を指摘し確認しあえるチームでありたい。。。


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by kita-32 | 2017-01-04 18:31 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

エブリディ・訪問診療 ~歯科ガール~


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札幌市北区にある歯科医院「北32条歯科クリニック」のブログにご訪問頂きありがとうございます。
当院は、ご高齢やお身体が不自由な方で歯医者への通院が困難な患者さんの
お家、施設、病院などに伺って歯科治療をおこなう”訪問歯科治療”をしております。
ご希望のお日にち、お時間、介護サービスの有無(デイサービス・デイケア・訪問介護・訪問看護)などを確認して都合のいいお時間でお伺いしますのでご安心下さい。
訪問診療(歯科往診)のお問合せは 011-756-0995までお電話下さーい。


こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士工藤です。

札幌は、豪雪地帯のような雪ですね。
足元ツルツル路面、お互い気を付けて歩きましょう♪


さて、北32条歯科クリニックでは、毎日元気に訪問診療をしております🚙

ご高齢で、単独での通院が困難なご病気の方

認知症の症状があり、ご家族や、介護のサポートが必要な方

進行性の難病で、立つ・歩行することが困難な方

身体に障害があり、車いす、バギー、電動車いすで生活されていて歯医者に通うことが困難な方


病院への通院って、ご本人はもとより、ご家族にも大きな負担になることがあります。
痛みのある歯や歯ぐきの治療。入れ歯の修理や調整など、外来と同じように歯科の治療ができます。
歯科の健診や、定期的な歯石除去などのクリーニングで予防することも大切です。


訪問診療においても
歯や歯ぐき、入れ歯をいい状態に維持するためには「メインテナンス」が一生不可欠。


一生・・・。

そうなんです!歯医者とは、一生のお付き合い。

だから、私たちは生涯のケアという視点で訪問診療に毎日行っています🚙


訪問診療でお会いする患者さんご本人や、ご家族は日々の暮らしのことで悪戦苦闘しています。

「歯医者さん、来てくれるんですか?」

「来てもらうだけで、ホッとする」

患者さん一人ひとりの地域での暮らしを支えるという想い、取り組み、実践、失敗、修正を重ねてきて今の「北32条歯科クリニック訪問診療部」があります。



----------------------------------------


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先日、新しい入れ歯を装着したばかりの認知症の患者さんのご家族から電話がありました。


「新しい入れ歯、母さん(患者さん)が包丁やらおろし金で削って自分で調整したみたいで、もっと合わなくなって騒いでいるんです!!」



たとえば
認知症という状態、要介護という状態になると
思いもつかないような言葉、行動がおこり
それを叱る人、嘆く人、問題扱いする人を見てきました。そりゃご家族なら当然かもしれません。


でも、私たち訪問歯科(いちおう専門職)も一緒になって問題扱いするのではなく

起こってしまった事を、受け止め「さーてどうするかな(笑)」と
認知症に対するモノの見方、感じ方、衝動性、を共に笑って対応できる関係性が大事だと思った患者さんの例でした。


「つか、包丁で入れ歯削って、手ケガしませんでした?(笑)」


患者さん本人も、さすがに自分に非がある。と感じている様子で
入れ歯の修理する現場をおとなしくジーっと見ていました(笑)

たくましい!!(笑)



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by kita-32 | 2016-12-17 17:36 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

知ってましたか?札幌の高齢化の今後

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札幌市北区にある「北32条歯科クリニック」のブログにご訪問頂きありがとうございます。
12月年内最後のセミナーのお仕事。
12/2は北海道社会福祉協議会からのご依頼で介護職員の専門研修で
12/4は北海道栄養士会からのご依頼で在宅食支援勉強会で
どの職種も「地域包括ケアシステム」に向けた多職種連携の必要性を感じているようですね。
歯科も歯科衛生士ももっとがんばります‼


こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士工藤です。

日本の高齢化ってよく耳にしますが
私たちが住んでいる札幌の高齢化の進展はどのようになってくるのでしょうか?

先日のセミナーで地域の現状を聞きましたのでご報告申し上げます。


2025年問題
ベビーブームの頃に誕生した団塊世代が、75歳をこえて後期高齢者となり
国民の3人に一人が65歳以上。
5人に一人が75歳以上という、今まで経験したことのない『超・超高齢化社会』をむかえる。
これが、2025年問題です。

北海道でも、先日留萌~増毛間の鉄道が廃止となりましたが
今後も、あちこちの地方では鉄道も廃止になると聞いています。

鉄道や交通の遮断だけではありませんが
・若者は都市へ流出 → 地方の過疎化
・病院、商店などの移転や減少 → 限界集落の増加
・医療、介護サービスを受けるのが困難 → 要介護者、要医療者の移動

このような流れで、更なる要介護者、虚弱高齢者が札幌へ流入すると予想されます。



       では、どれくらい増えるのでしょうか?

札幌は現在、10区(北・南・東・西・中・清田・手稲・厚別・白石・豊平)ありますが

1区相当分人数の高齢者が増える。
75歳以上の人口増加は、17万人。
と、言われています。

1区相当分ですよ!

病院に入院したくてもベッドの空きがない。
施設への入所を希望されても、空室がない。

在宅(自宅)で、地域の暮らしを支えることが地域包括ケアシステムになります。
医科も歯科も介護もリハビリも栄養管理も全職種総力戦時代になります。

札幌は、「待ったなし」です。

歯科も、もう「待ったなし」なんです。


私たち「歯科」はこれからやってくる2025年問題に向けて
今後展開される、地域包括ケアのために
高齢者、要介護高齢者の生活の重要なカギになると思います。

だって、最後までお口から食事を食べて栄養を摂取してもらい、
食べた栄養で身体をつくることが基本!

まずは、食べられる口をつくること
・痛い歯を治し、適切な入れ歯でかみ合わせを維持し、むし歯や歯周病から歯の感染を守る
・要介護高齢者の誤嚥性肺炎を予防するには「口腔ケア」から!

地域で、食べられる口づくり
口は生きる入口ですから♥


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☆★北32条歯科クリニック★☆
診療科目:歯科 小児歯科 訪問診療
住所:札幌市北区北32条西3丁目3-12
電話:011-756-0995
URL http://clinic.sapporocity.info/





by kita-32 | 2016-12-05 20:34 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

紀寿【きじゅ】おめでとうございます

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札幌市北区にある「北32条歯科クリニック」のブログにご訪問頂きありがとうございます。
当院は、歯科の訪問診療をしております。
11月11日は『介護の日』だそうです。←知らなかったw
~いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう~
のいい日、いい日にかけて覚えやすく親しみやすい11月11日となったそうです。
※ポッキー&プリッツの日でもありますね(笑)


こんにちは
北32条歯科クリニックのシェアハピ。歯科衛生士工藤です。

先日、訪問診療で伺う患者さん宅で
内閣総理大臣からの賞状と銀杯を見せて頂きました♪

重みが違います!
おめでとうございます。

数え年で100歳を祝う紀寿【きじゅ】
これは一世紀の紀(き)に由来する用語で、百寿【ひゃくじゅ】とも言うそうです。

一世紀=100年もの人生

一言では語れません。ほんと恐れ入ります。

「きんも百歳、ぎんも百歳」と、テレビで見たことがあります。

100歳で、あんなにお元気で、テレビに出て、可愛らしくて
こっちが元気をもらうほど
日本中の憧れ!と感嘆したのを記憶しています。

長寿でお元気な姿を見て、ほほえましく嬉しく思うのは
自分の家族や、ご自身に当てはめても
多くのみなさんの願いでもありますよね。

100歳を迎えた、患者さんの歯科治療に関わっているという誇り
お元気な100歳を支える専門職の一人として力を発揮したいと思いました。

今後も、患者さんの最期まで”生きる入口”を担当する歯科として
追いかけていきたい。

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by kita-32 | 2016-11-18 12:54 | 歯科訪問診療(往診) | Trackback | Comments(0)

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