2016年 01月 28日
臨床実習レポ ㉘ ~歯科の訪問診療で働きたい!~
今日は、お昼頃風が強く、吹雪いており吹き飛ばされそうでした(笑)
冬の訪問歯科診療は大変です。
私たちが大変なのは、ぜんぜん構わないのですが
高齢で起立歩行(立ったり歩いたり)が思う様にいかない患者さんもいます。
お一人暮らしの患者さんもいます。
除雪(雪かき)がままならず玄関まで吹き溜まりの雪でふさがっているお宅もあります。
安心してください、いつでも除雪用スコップも車に積んでいますよ(^^)/
雪道で転倒による骨折やケガをされていないか?
風邪やインフルエンザなどの感染症で体調を悪くされていないか?
北32条歯科クリニックは、歯科の訪問診療で地域の患者さんの生活を守るパトロールです(笑)
現在、当院に臨床実習にきている学生Aさん。
訪問歯科診療に同行です。
Aさんの実習報告で
将来、自分が歯科医院にお勤めするときは
「訪問歯科診療」をしている歯科医院に勤めたいと思ったと言ってくれています。
「どうして、そー思った?」と聞いてみると
「こんなに患者さんとの距離が近くて、生活に密着している診療が楽しいです♪」
と、素直にキラキラと感動を表現してくれるAさんの表情が印象的★
※楽しいという表現が、適切かどうかはわかりませんが
診療室では経験できない、患者さんとの関係の深さを実感してくれたものだと思いますm(__)m
患者さんの住み慣れた家や、入所している施設に伺っておこなう訪問歯科治療は
外来診療(診療室)とは違って、家庭の中の限られた環境で
患者さんの顔を見て、話を聴き、身体に触って、一緒に歌って、すべての感覚をフル稼働して患者さんと関わります。
診療室だけでは感じられない、患者さんとの距離感やスタッフとの連携診療。
正直、診療室内での外来診療は
検査結果、画像診断、データや患者さんの訴えに重きを置いておりますが
訪問歯科診療では、訴えることができない状態にある患者さん
協力が得られない患者さんもいらっしゃいます。
病気を診るだけでなく、患者さんやご家族とともにその生活を支えることが一番大事なことです。
(^^♪ (^^♪ (^^♪
私たち訪問歯科診療部は
ご高齢なため様々な疾患をお持ちの患者さんの細かい変化に気づく目を持ち
意思疎通がむずかしい患者さんの声にならない本当の声や違和感、痛みを想像して
五感も六感もフル稼働で治療にあたります。
学生さんにもこのやりがいや患者さんとのあたたかい関係が伝わって嬉しいです♥↑↑↑
★関連記事★
・歯科訪問診療のかかり方 ~在宅療養歯科診療所~
・歯科訪問診療のかかり方②~治療への対応~
・歯科訪問診療のかかり方③~口腔ケア~
☆★ 北32条歯科クリニック ★☆
診療科目:歯科 小児歯科 訪問診療
住所:札幌市北区北32条西3丁目3-12
電話:011-756-0995
URL http://clinic.sapporocity.info/
by kita-32
| 2016-01-28 22:37
| 臨床実習レポ
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