ADL低下を食い止めたい

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こんにちは
北32条歯科クリニックの歯科衛生士工藤です☆

先日、北海道社会福祉協議会さまからのご依頼で
「平成27年度介護職員専門研修~札幌~」の開催で講師として参加させて頂きました。

道内各地区で勤務されている介護職員さん、支援員さんを対象に
・加齢に伴うお口の変化
・口腔ケアの重要性
・摂食・嚥下の理解
大変恐縮ですが、お話しさせていただいております。。


受講生の皆さん、とても積極的で
質問も多く、いつも楽しい交流ができてこちらも勉強になります。


ケアに対するエネルギーの熱が伝わってくるくらい
真剣に利用者さんと向き合っているのがわかります。


介護保険施設に入所されている利用者さんは
要介護状態であってもできるだけ自立を目指し、
住み慣れた地域や環境の中、生活されております。

虚弱や低栄養による免疫力低下で”肺炎”を引き起こす方もいらっしゃいます。
施設に入所していてもご病気やケガで入院することもあります。

ほんの1週間程度のわずかな入院でも
ADLがぐっと低下する高齢者は少なくありません。

医療や、介護の現場では
ADLが下がった、ADLが上がったとかよく使いますが
一般にはなじみのない言葉だと思います。


ADLとは【えーでぃーえる】
日常生活動作。食事・更衣・移動・排泄・入浴などの生活を営む上で不可欠な基本的行動を指します。

わかりやすく言うと、自分のことがどれくらい自立してできるのか?ってことです。


今まで、口腔ケアにも協力的だったのに

ちょっとの入院生活で
施設に戻ってきても別人のように悪化してしまうケースも経験しています。

意思疎通も難しくなってしまったり
お口を開けてくれなくなったり
食事そのものがむずかしくなってしまうこともあります。


利用者さん(患者さん)のADLの低下を少しでも食い止めたいのは
私たちも、一緒です。

せめて入院前の機能を取り戻したいと、意識してリハビリやケアに取り組む職員さんも一生懸命です。

いつも頭が下がります。

根気も工夫も必要です。


医療も介護も垣根を超えて一緒に取り組む、成功体験の積み重ねが
お互いのモチベーションになりますよね。


私がお伝えするのは日常生活の中のほんの一部”口腔ケア”ですが

実際に口腔ケアの手順や実技的なサポートをすることで

介護職員さんも、利用者さんの口腔内の変化に気づく方も多く

私たち歯科訪問診療の歯科衛生士の大きな喜びに繋がります。

マンパワーも限られています。
効果的に効率よく、お互い多職種が顔が見えるざっくばらんな関係をつくって
患者さん(利用者さん)の喜びを我が喜びと自信を持って関わっていきたいですね


☆関連記事☆
介護職員専門研修~札幌~



☆★ 北32条歯科クリニック ★☆
診療科目:歯科 小児歯科 訪問診療
住所:札幌市北区北32条西3丁目3-12
電話:011-756-0995
URL http://clinic.sapporocity.info/




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Commented by ゆめ at 2015-12-10 19:31 x
衛生士さんに質問です。

私は6番を抜歯して今義歯が入っています。
やはり奥歯は力が入る場所だし
長い目でみると義歯は良くないんでしょうか?
インプラントをいれない限り
他の歯もダメになると聞くし
調べてもインプラントが1番良い治療と聞きます。

どれだけケアや定期検診を
気をつけてもダメになるんでしょうか?
Commented by kita-32 at 2016-01-21 18:43
ゆめ様
ご質問ありがとうございます、承認がすっかり遅くなってしまい大変申し訳ありませんでした。

お口の中やかみ合わせ、他の歯の情報がわからないので
詳しくはお答えできませんが、一般的に長い目で見ても義歯は決して良くない治療ではないと思います。
清掃状態を維持していれば、両隣の歯も健全なままずっと使っていただいている方がほとんどです。
長い目で見た時のインプラントのリスクもあると思います。

定期健診、メインテナンスで長期的に1本義歯も良い治療の一つだと思います。※私も今後も1本義歯使用していきます。
北32条歯科 歯科衛生士 工藤
by kita-32 | 2015-12-09 15:46 | 日記 | Trackback | Comments(2)